〜 どこでも、ペットを家族として愛せる世界へ 〜
「ペットを家族として愛せる世界へ」をミッションに掲げるペットウェルネスカンパニー株式会社PETOKOTO(東京都新宿区、代表取締役社長 大久保 泰介、以下当社) は、JR 東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進する CVC の JR 東日本スタートアップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:柴田 裕、以下「JR 東日本スタートアップ」)と、JR 東日本グループの持つ遊休資産を活用したペットツーリズム開発と駅周辺領域におけるペットを含む全ての命が暮らしやすい街の実現に向け、資本業務提携することに合意しました。
資本業務提携の内容
(1)東日本領域におけるペットツーリズムの体験向上及び啓蒙による連携
(2)JRE MALLへの出店等、JR東日本グループが調達する地域素材を用いたフレッシュペットフードの開発など、地域活性化事業における連携
(3)その他、両社の経営資源を相互活用した事業の発展に資する業務や新規事業の開発における連携
資本業務提携の背景
PETOKOTOは「ペットを家族として愛せる世界へ」をミッションに掲げ、ペットライフのQOLを最大化するための事業を展開しています。
2021年に東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)とJR東日本スタートアップ株式会社が主催する、ビジネス創造活動 「JR東日本スタートアッププログラム2021」に地球共創(SDGs)のテーマ枠で採択されました。
JR東日本グループが目指す「駅から暮らしのプラットフォーム」への転換と、PETOKOTOが目指す「ペットを家族として愛せる社会」の実現。双方の目標を掛け合わせることで、新しい社会価値創造への一歩を目指し検討を進めてまいりました。
第一弾として、2021年12月に恵比寿駅構内でPETOKOTOが展開するフレッシュペットフード「PETOKOTO FOODS」のイベントを開催。獣医師によるお悩み相談会などを実施し、新しい消費体験の検証ができました。
第二弾として、2022年5月にはJR東日本グループと当社の協働により日本初ペット専用新幹線の実証実験を行いました。上野駅から軽井沢駅まで約1時間の間、実証実験を行うために特別仕様となった車両で、ケージフリーで愛犬と過ごせる「ファミリータイム(ケージフリータイム)」を設けました。移動中であっても家族としての時間を大切にできる機会は、お客さまからも好評をいただきました。
公共交通機関は多種多様な方が活用する場所です。そのため、本件では公共交通機関にて実証実験を行うにあたり、ペットが苦手な方の不快感・アレルギーの不安要素などの課題も抽出を行いました。課題の可視化に伴い、実証実験パートナーとしてパナソニック エコシステムズ株式会社にご賛同いただき定量計測や「ジアイーノ」の設置にご協力いただきました。
JR東日本グループが目指す「駅から暮らしのプラットフォーム」への転換と、PETOKOTOが目指す「ペットを家族として愛せる社会」の方向性が一致し、さらなる推進に向け、今回の資本業務提携に至りました。
「ペットの家族化」に伴い、ペット市場は拡大傾向にあります(※)。しかし、殺処分問題や多頭飼育崩壊などの社会問題を始め、お出かけ先や移動手段の選択肢の狭さや医療へのアクセスなど、まだまだペットも家族として過ごせる社会には届いていません。
当社の掲げる「ペットを家族として愛せる世界」の実現には、ペットと暮らすご家族、動物が好きな方・苦手な方、アレルギーがある方、多種多様な価値観やが存在する社会の中で、ペットたちも「家族」として受け入れられ、共存可能な環境構築が大切だと考えています。
PETOKOTOは、これからもペットウェルネスカンパニーとして新たな価値創造に取り組んでまいります。
■代表取締役社長CEO 大久保泰介のコメント
PETOKOTOは、ペットを家族として愛せる世界に向けてソフト面を中心に取り組んでまいりましたが、命と暮らす中でリアルでの体験価値向上は欠かせません。
駅周辺領域で街や暮らし方を彩ってこられたJR東日本グループさまと提携することで、ハード面もペットを家族として愛せる世界をつくることが非常に楽しみです。
■執行役員ブランドコミュニケーション本部長 吉野真紀夫のコメント
ペットツーリズム推進室を設置することでペットライフの一生に寄り添うウェルネスブランドを目指す当社として、非日常をペットと共に過ごす手段として移動・宿泊・食事・観光等を連携させ日本が持つ地域の文化・風土の魅力に触れる活動を促進してまいります。
■JR東日本スタートアップ 代表取締役社長 柴田裕のコメント
2022年5月21日、日本初のペット専用新幹線が上野駅を発車しました。私はこの日この瞬間を一生忘れないでしょう。ここに至るまではいばらの道でした…。何しろ初めてのチャレンジ、鉄道ではペットがケージから出ることはありませんでした。
もろもろの困難を突破できたのは、大久保さんはじめPETOKOTOの皆さん、さらにはそれを後押しするペットを愛する沢山の人たちのパワーだと思います。私たちもPETOKOTOが掲げる「ペットを家族として愛せる世界」の実現を応援します。これから、新たな鉄道ペットツーリズムとペットフレンドリーな街・暮らしの実現に向けて、ますます連携を加速していきましょう。
|PRTIMES|https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000015317.html
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