明けましておめでとうございます。旧年中は皆さまの多大なるご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
2018年は猫の飼育頭数が増加する中で、「猫との暮らし」をテーマとしたリフォームやIoTなどのサービス・プロダクトに注目が集まりました。犬についても、ペットと泊まれる宿の増加やアクティビティーの多様化など、「犬とのお出かけ」をテーマとしたサービスが増加しました。今後も、「ペットは家族の一員」と考え、一緒に過ごす時間を大切にする飼い主さま向けのサービス・プロダクトが増えていくと考えています。
社会全体で見てみると、「働き方改革」が進むことで在宅勤務やモバイルワーク、パラレルワーク(複業)が増加していくと予想されます。これまでペットと過ごす時間は余暇を中心に考えられてきましたが、これからは仕事中や帰宅後の時間にペットとどう過ごすかも考えていくことが必要になります。しかし、社会には犬や猫が好きな人だけではなく、苦手な人や動物アレルギーの人もたくさんいます。今後は人もペットも快適に暮らすためにはどんな社会であるべきなのかという議論が深まっていくと思います。
シロップは2019年を「ペットフレンドリー元年」と捉え、「OMUSUBI」を通じた適切な迎え方、「ペトこと」を通じた適切な飼い方を提案してまいります。どちらも、「専門性の高さ」「質の高さ」「個々に最適であること」を強みとして、ペットとの暮らしをトータルでサポートする「ペットライフプラットフォーム」の構築を目指しています。さらに今後は得られたデータを元に、個々に最適なフードやサプリメント、グッズなどの提供も行っていきます。
平成が終わり新たな時代が始まる今年は、ペット業界も大きな変化が生まれる年になると予想されます。シロップは飼い主さまとペットがより健康に、より幸せに暮らせる社会を目指し、全力で取り組んでまいります。
「人が動物と共に生きる社会をつくる」
株式会社シロップ 代表取締役社長 大久保泰介